「皮膚」というとみんなのお肌を想像すると思うけど、体の部位や動物の種類によっては様々に変化しているんだ。
たとえば脊椎動物の爪や毛は皮膚が変化したものなんだ。さらには鳥やカメのクチバシ、サイの角も皮膚の一部が変化したものらしいんだ。
昆虫やカニの硬い殻も広い意味では皮膚といえるね。
働きも様々で、体を守る鎧になったり、感覚器官になったり、中には呼吸の大部分を皮膚呼吸に頼る動物もいるんだ。
ちなみにヒトの皮膚は呼吸にはほとんど使われていなくて、「皮膚呼吸ができないと死んでしまうという」のは都市伝説だよ。
じゃないとダイビングで長い間水中にいたら死んじゃうもんね!