投稿日:2022年01月24日

製作のhです。
突然ですが1905年の1月23日はニホンオオカミが最後に捕獲された日だそうです。
「オオカミ」はかつて日本中に生息しており、恐れられたり信仰の対象とされていました。
また「ヤマイヌ」などの呼び名もありました。
……ではニホンオオカミ=オオカミ=ヤマイヌかというと、そう簡単な話でもないそうです。
生物の学名(世界共通の名前)は、生きている個体ではなく、基準となる1個または複数の標本に対して付けられます(タイプ標本)。
ニホンオオカミのタイプ標本は、ライデン博物館に保管されているちょっと出来の悪い標本で、この標本と同じ特徴を持つ生物が「ニホンオオカミ」ということになります。
この「ニホンオオカミ」が日本に生息していたイヌの仲間なのは間違いありませんが、かつて「オオカミ」や「ヤマイヌ」と呼ばれていた動物と同じ種類かというと、実はよくわからないようなのです。
「オオカミ」や「ヤマイヌ」に関する伝承や記録は数あれど、生物学的に検証できるような標本がなく、それらが「ニホンオオカミ」の標本と同一種なのか確かめられないという状況なのだそうです。
つまり極端なことを言えば、本来「オオカミ」とされていた動物ではなく、偶然捕獲された野良犬やオオカミ犬に「ニホンオオカミ」の名前を付けてしまったという可能性もあるわけです。
そうなると絶滅して名前も奪われたオオカミは宙に浮いた状態になってしまいますね!
仕事においても似たような状況はあるかと思います。
サンライズを例に挙げれば、印刷に使用した各種データ一式を日付ごとに保管しておくのですが、日付やファイル名を間違えて保管してしまうと、後から履歴を追った時に違うデータを使ってしまったり、見つからないという状況になります。
誰でも作業中にはしっかり覚えているものですが、作業が終わると記憶も曖昧になり、こうなると残した記録だけが手がかりです。
あとで困らないためには、誰が見てもわかりやすいようにこまめにデータ保管や記録をしていくことが非常に重要だなぁと改めて感じました。